物流ウィークリー2023年2月2日号に掲載されました。 コトブキ運輸が関始「チャオヤンタイヤの販売」
2023.02.02
愛知県海部郡飛島村に本社を置くコトブキ運輸(永田和仁社長)は1月中旬から、ヨロズ物流(新谷剛社長、大阪府富田林市)が日本総代理店を務める中国ZC-Rubber社のトラック用タイヤ「CHAOYANG(チャオヤン)」の取り扱いを始めた。
「ヨロズ物流さんが出された物流Weeklyの全面カラー広告を見て、チャオヤンに趣味を持った」と永田社長。実際に話を聞き、「タイヤコスト削減の救世主」の文字に偽りなしの判断に至ったという。
自社車両でも、「従来の国内メーカー仕入れ脱着込み価格より1本あたり約1万円、1台12万円のコスト削減になる」と試算。この事実を多くの同業他社に広めて行きたい考えだ。
「運送会社が本気で選んだタイヤ。中国製というだけで敬遠する向きもあるが、実際に見て触って、品質の良さを実感してもらいたい」と話す永田社長は、実物をトラックに積んで営業活動をする。
愛知県内には同社を含め販売店が3つしかなく、「積積極的に営業し、横のつながりもできれば」と、新事業の収益化による運送の幅の広がりに期待も寄せる。
また「販売するではなく、将来的には出張脱着サービスを展開し、コスト削減にくわえタイヤ交換作業にかかるドライバーの負担軽減に寄与したい」と今後の展望を語った。